毛穴ケアにオロナインはNG!黒ずみや開きを治す正しいケア方法って?

毛穴ケアにオロナインはNG!黒ずみや開きを治す正しいケア方法って?

SNSで10~20代の人を中心に話題となっているオロナインパックって知っていますか?
オロナインが毛穴の汚れをごっそり取ってくれるという噂です。
これは本当なのでしょうか。

SNSでたくさん取れた角栓の画像を見た人もいることでしょう。
オロナインはたいていどこの家庭にもあり、ドラッグストアでも手に入りやすい常備薬。
身近なオロナインで毛穴の悩みに効果があるなら手軽でいいですね。

でも、本当にオロナインは毛穴の黒ずみや開きにいいのでしょうか。
今回はオロナインがどのようなものか、本当に毛穴汚れに効果があるのかを見ていきます。

オロナインが毛穴にいいというのは本当?


オロナインは皆さんご存知の家庭の常備薬。
やけどやあかぎれの塗り薬として昔から使われてきました。
それがなぜ毛穴汚れに使われているのでしょうか。
 

オロナインが毛穴にいいという噂はなぜ出てきたの?

オロナインの効能を見ると「ニキビ」という記載があります。
これはオロナインの成分である「クロルヘキシジングルコン酸塩液」の殺菌効果のため。

家庭内でも皮膚のトラブルにはオロナイン、といわれるぐらい一般的です。
肌トラブルがあったらなんでも使える安心感があります。

ニキビといえば、毛穴が皮脂などの汚れで詰まってできるもの。
オロナインはニキビの原因となる雑菌を殺菌してくれます。
そこから低刺激で安心して使えるオロナインを毛穴にも使う人が出てきました。

美容家にも肌トラブルにオロナインを使う人もいるということでも情報が広まったようです。

オロナインとは

ではオロナインとはどのようなお薬でしょうか。
私たちにとってはなじみ深い家庭の常備薬です。
ここでは成分や効能、使い方などを紹介します。

オロナインの成分

主成分は前述した「クロルヘキシジングルコン酸塩液」。
これは高い殺菌効果がある成分です。
この成分は病院で手術の際に消毒用の外用薬としても使用されています。

その他には添加物としてラウロマクロゴール、ポリソルベート80、マクロゴールがあります。
この3つは界面活性剤で、汚れを落とす働きがあります。

それ以外にはグリセリン、オリブ油、ワセリンなどの保湿成分も含まれています。
オリブ油とはオリーブオイルのことで、現在でも美容に使われているオイルです。
オロナインは保湿成分がたっぷり入っていて、低刺激のため安心して使われてきたのでしょう。

オロナインの効能は?

オロナインのパッケージには次のような効果、効能があると記載されています。
「にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ
きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも」

家庭ではちょっとしたすり傷ややけどの塗り薬としてよく使われています。
オロナインの殺菌効果が傷口の雑菌の繁殖を防ぐことで、傷が化膿しないようにする薬です。

その他にも皮膚の乾燥によるひび割れやあかぎれにもよく使われています。
その場合にもひび割れた部分やあかぎれの傷口の消毒に効果ありです。

そして、ニキビにも効果があると記載されていますが、これは初期段階のニキビへの効果です。
もともと、オロナインは傷に対する殺菌効果に優れた薬。
初期段階のニキビにはアクネ菌が繁殖するのを防ぐ効果はあります。

しかし、炎症がひどくなってしまったニキビや炎症の症状がないニキビ跡には効果はありません。
しかも、肌の状態によってはオロナインでニキビがひどくなることもあります。
オロナインはニキビの専用薬ではないので、ニキビに対する効果は期待しすぎないことです。

オロナインは市販薬なので、処方薬よりも効果が緩やかです。
そのため、傷ややけど、ニキビなどひどくなった場合には医療機関の受診をおすすめします。

オロナインの使い方

オロナインを使う時は必ず傷口と手や指を清潔にしてから使用します。
ひび割れやあかぎれにはすり込むように塗ってください。
傷ややけどの場合は、症状によりガーゼにオロナインをつけ、患部を覆うようにします。

オロナインは緩やかな薬ですが、効能や用法、用量にはない使い方はすすめられません。

オロナインを使った毛穴のお手入れとは?


10代~20代の人に広まっているオロナインを使った毛穴ケアはどのようなものでしょうか。
そのやり方や効果などを紹介します。

オロナインパックのやり方

オロナインを使った毛穴ケアの中で特に話題になっているのはオロナインパック。
まずはオロナインパックについて紹介します。

オロナインパックをする前に、メイクは落としておきます。
クレンジング後、洗顔する前に顔に水分が付いている時にはふき取っておきます。

毛穴の黒ずみが気になる鼻のあたりにオロナインをたっぷり塗ります。
10~15分放置したのち、オロナインを洗い流し、いつも通りに洗顔します。
洗顔後に鼻に貼ってはがすタイプの毛穴パックをするというもの。

ごっそりと毛穴汚れがとれるので、頻繁にこの毛穴パックをする人もいるとか。

もちろん、このパックの後には冷水で毛穴を引き締め、保湿するようにとのこと。
普通に毛穴パックを使うよりもごっそりと汚れが落ちると評判になっています。
しかも1回で効果がなかった人も続ければ必ず黒ずみが改善できるそう。

オロナインを鼻に塗って寝るだけ、という方法も

オロナインパックでは最後に毛穴パックをする、というものでした。
しかし、オロナインを鼻にぬって寝るだけでも毛穴の汚れがすっきり落ちるという口コミもあります。

まずオロナインを塗る前に、洗顔をします。
次に毛穴汚れが気になる鼻などにオロナインを多めにに塗ります。
この後は寝るだけ。

翌朝、洗い流すと毛穴がきれいになり、ツルツルになるとか。
オロナインで汚れが乳化され、浮き出てくるので、洗い流すとすっきり落ちるという仕組みです。

もちろん、洗い流した後は保湿をし、冷水などで毛穴をひきしててください。

一晩、放置しなくても塗るだけでも効果がある?

オロナインを塗って寝ている間、放置しても大丈夫か心配な人は塗るだけでいいという方法もあります。

塗って寝るだけの方法と同じように、洗顔後の肌にオロナインをたっぷりと塗ります。
10~15分後にぬるま湯でオロナインを流すだけで終了です。

ぬるま湯で洗い流すだけではぬるぬるが気になる人は、いつも使っている洗顔料で洗顔してください。
その方がすっきりと毛穴汚れが落ちたと実感できるでしょう。

メイクをしている人は、クレンジングする前に行うともっと簡単です。
クレンジングする前にオロナインを塗り、クレンジングと一緒に洗い流してください。
もちろん、その後は洗顔します。

すると、ざらざらしていた小鼻がつるんときれいになります。
いつものお手入れにひと手間するだけの手軽で簡単な方法なので、実際に試した人もたくさんいます。

オロナインと綿棒を使って毛穴のお掃除

なかなか頑固な毛穴の黒ずみにお悩みの人の中には、オロナインと綿棒で毛穴汚れを取る人もいます。

洗顔後にオロナインを塗るのは他の方法と同じ。
10~15分放置したのち、綿棒で汚れを押し出します。
綿棒の先の部分を使うと刺激が強すぎるので、横の部分で優しく汚れを押し出すようにします。

力を入れすぎると、肌を傷つけるので、オロナインと一緒に汚れをふき取るような感じで行います。
その後はぬるま湯で洗い流し、しっかりと保湿をしてください。

クレンジングと洗顔の間にこのオロナインと綿棒を使ったケアをするやり方もあります。
毛穴ケアを行った後に洗顔をおこなうので、その方がすっきりします。

本当は危険なオロナインを使ったケア

オロナインを使ったケアでは毛穴の汚れがたくさん落ちると評判です。
それはオロナインが毛穴の汚れを乳化させ、落としやすくするから。

でも、すぐにまた黒ずんでしまうという口コミもあります。
しかも、肌がひりひりするとか、肌荒れがひどくなった人もいます。
それはなぜでしょうか。

オロナインパックでは毛穴の汚れだけでなく肌の表皮まで取り除いてしまいます。
オロナインパックをすると痛みがある人がいるのはそのためです。

しかしこの表皮がはがれてしまうというのは実は、大変なことです。
表皮には肌の潤いを逃さないように水分や油分を蓄える働きがあります。
表皮がなくなってしまうと肌の潤いはどんどん失われ、乾燥が激しくなります。

乾燥が激しくなると、それを補うために皮脂が過剰に分泌されます。
そして過剰な皮脂がさらに毛穴に詰まる、という悪循環が引き起こるのです。

オロナインを塗るだけのケアでも、汚れと一緒に必要な潤いまで取り去っています。
特に綿棒で毛穴をお掃除する方法では、ついつい力が入ってしまい肌を傷つけることもあります。

オロナインを使った毛穴ケアは汚れがたくさん落ちるので、頻繁に行う人が多いようです。
何回もオロナインを使ったケアを行うと、肌を守るための常在菌まで殺菌されてしまいます。

そしてオロナインを使っていくうちに肌のバリア機能低下し、ターンオーバーが乱れます。
肌が乾燥するだけでなく、肌が再生されずにどんどん弱っていくのです。

すると肌は空気中のホコリやカビなどのちょっとしたものにまで反応するようになります。
気が付いた時には肌トラブルがかなり進行し、肌がボロボロに。

オロナインを使った毛穴ケアはメーカーが示している本来の使い方ではありません。
効き目が緩やかとはいえ、「薬」なので用法、用量を守らない使い方はかなり危険です。
 

毛穴の黒ずみや開きの原因とは?


毛穴が気になる人にとって毛穴は厄介なものでしかありません。
しかし、毛穴には皮脂や汗、老廃物を排出する大切な役割があります。
それは毛穴を閉じて体温が逃げないようにしたり、汗を出して体温を下げたりする機能です。

その他には、毛穴から出た皮脂で膜を作り、肌を保護しています。
そして皮脂や老廃物を排出するデトックス機能もあります。

毛穴が詰まり、黒ずんで開いたままになってしまうのは肌が健康ではないからです。
毛穴の黒ずみや開きの原因を再確認しましょう。

毛穴の黒ずみとは?

毛穴に詰まっているのは何でしょうか?

毛穴に詰まっているのは古い角質や皮脂が混ざったもの。
詰まった皮脂が酸化すると黒くなります。 
それが毛穴の黒ずみです。

健康な肌では角質も皮脂も不要になれば老廃物として排出され、溜まりません。
しかし、ターンオーバーが乱れた肌では老廃物は排出できず、溜まります。

角質の成分はタンパク質なので、タンパク質と皮脂が混ざると硬くなります。
そのため、角質と皮脂が混ざった汚れは簡単には排出されないのです。
 
それ以外にも紫外線によりメラニン色素が増え、毛穴に蓄積すると黒く見えます。

 

毛穴が開き、詰まるのはなぜ?

毛穴に詰まっているものは分かりました。
しかし、どうしてターンオーバーが乱れて老廃物が排出されないのでしょうか。

乾燥による皮脂の過剰分泌

肌が何らかの理由で過剰な刺激を受けると、肌細胞が傷つきます。
過剰な刺激とは紫外線によるものだったり、間違ったお手入れであったりします。

傷ついた肌細胞は水分を保つことができません。
肌の水分がどんどん失われていき、それが肌の乾燥となるのです。

肌が乾燥すると、それを補うために皮脂が分泌されます。
乾燥した肌は、傷つきやすいため、皮脂を分泌して肌を保護するのです。

しかし、皮脂が多くなって過剰なケアを行うと、さらに肌細胞が傷つきます。
そうなると適切に老廃物を排出し、肌を再生させることができません。
それがターンオーバーの乱れ。

ターンオーバーが乱れると過剰に皮脂が分泌され、それが毛穴に詰まります。
また、肌は過剰に分泌された皮脂で角質が厚くなり、弾力が失われます。
そのため、毛穴が開いたままとなるのです。

加齢による毛穴たるみ

年齢とともに肌の水分や皮脂が失われ、肌が乾燥しがちになります。
そのため、肌のハリや弾力が低下し、重力に逆らえず肌がたるみます。

そうなると毛穴も下に引っ張られ、しずく型に広がってしまいます。
紫外線やお手入れ不足でもたるみは加速するので、適切なケアをすれば改善できます。

毛穴の黒ずみや開きを改善するケアとは?


今回紹介した、オロナインパックは肌を過剰に傷つけています。
そのため、ますます皮脂が多量に分泌され、毛穴の黒ずみはすぐに再発するでしょう。

それでは、毛穴の黒ずみを根本から改善し、毛穴を閉じるにはどうしたらよいのでしょうか。

クレンジングと洗顔を見直そう

毛穴の悩みを解消するには、肌を傷つけることを一切やめなければなりません。
毛穴パックやピーリングなどの無理やり汚れを取る毛穴ケアは厳禁!

毛穴の汚れをきれいにするにはスキンケアの基本である洗顔を見直しましょう。

肌に優しいクレンジング剤や洗顔料を選びます。
クレンジングはオイルよりもクリームやミルクタイプのものを選んでください。

洗顔料も天然由来の成分など肌に優しい成分のものがおすすめです。

洗浄力の強い洗顔料はすっきりしますが、乾燥してすぐに皮脂が分泌されてきます。
肌に優しい洗顔料は洗顔後、汚れが落ちていない感じがするかもしれません。

しかし、すっきりと汚れが落ちてしまうほど強力な洗浄力は肌には不要です。
クレンジングや洗顔では皮脂や水分をとりすぎないようにしましょう。

そのためには、ごしごしこする洗顔方法もNGです。
クレンジング剤をたっぷり使い、こすらず汚れを浮かせるようにします。
洗顔はたっぷりと泡立て、肌と手がこすれないようにしましょう。

水分をふき取るときも、タオルでごしごしこすらないよう、注意が必要です。
とにかく、洗顔をする時には「こすらない」ということを心がけましょう。

毛穴の開きにはとにかく保湿!

洗顔の次は保湿です。
毛穴汚れは乾燥によりひどくなるので、とにかく保湿が重要。

肌を保湿するには水分も油分も必要です。
水分だけ、とか油分だけでは潤いを保つことはできません。
オイリーな肌タイプの人は乳液やクリームを避けがちですが、油分も必要です。

保湿はセラミドやヒアルロン酸などを含む化粧水をたっぷりと与えます。
その後、クリームや乳液で潤いを閉じ込めます。
できれば美容液も使用した方がいいでしょう。

ここでも「こすらない」ということが重要。
化粧水や美容液、乳液を塗るときにも力は入れないで優しく行うことが大切です。

毛穴のケアにはとにかく保湿です。
自分の肌タイプに合ったスキンケア用品を選び、乾燥を防ぐことが大切。

効果はすぐに出ないので、毛穴パックなどをしたくなりますが、じっとガマン。
2~3ヶ月して肌が生まれ変わり、正常に戻れば毛穴の黒ずみや開きも改善します。

ただし、肌トラブルが深刻な場合はもう少し時間がかかるかもしれません。

食生活と生活習慣の改善

毛穴の過剰な皮脂分泌を抑えるにはスキンケアの見直しだけでは不十分です。
食生活や生活習慣を整えて、体の中から改善することも考えましょう。

食生活ではできるだけ栄養バランスのとれた食事をとるようにします。
糖質や脂肪分が大量に含まれた食品や飲み物をとりすぎないように。
アルコールも控えめにし、適量を心がけてください。

また、ストレスを溜めないようにし、趣味やスポーツなどでストレス解消を図りましょう。
そして規則正しい生活を心がけ、睡眠不足にならないよう注意してください。

オロナインよりも基本のスキンケアで美しい肌へ!


オロナインを本来の使い方以外の毛穴パックで使用することは危険なことがわかりました。
毛穴の黒ずみや開きにはやはり、基本のスキンケアを徹底するのが一番です。

基本のスキンケアではとにかくこすらず優しく、を心がけてください。

基本のスキンケアで毛穴をきれいにするには少し時間がかかります。
しかし、無理に皮脂を取り去るような毛穴ケアでは肌を傷つけるだけです。
毛穴の悩みは改善はされません。

毎日、地道にスキンケアをしていけば、いずれ健康で美しい肌となることでしょう。

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■参考文献
オロナイン公式HP(大塚製薬)  
オロナイン軟膏を使った毛穴ケアは有効?(スキンケア大学)
鼻の毛穴の開きの正しい対処法・治し方(スキンケア大学)

※本記事の情報は掲載当時の情報となります。
※本記事の「毛穴の引き締め」とは、メイク効果により毛穴が目立たなくなることです。また、洗顔により毛穴の汚れを除去することを示します。
※本記事でいうエイジングケアは、年齢に応じた化粧品のケアのことです。
※本記事の口コミは個人の感想です。効果・効能を示すものではありません。

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