乾燥肌はどんな肌?原因と対処法を知って肌トラブル知らずに!

乾燥肌はどんな肌?原因と対処法を知って肌トラブル知らずに!

肌悩みのなかで乾燥肌は、常に上位を占めています。

「肌に潤いが足りなくて、メイクがうまくのらない」
「粉を吹いたように白っぽいし、艶がなくてイヤ!」

女性の悩みになる乾燥肌は、いったいなにが原因なのでしょうか。

予防や対策をふまえ、どう対処すればよいかをわかりやすくお伝えします。

乾燥肌はどんな肌?


まずは、SNSで体験談や口コミをみてみましょう。

乾燥に困っている人は、ほかにも数多くいました。

乾燥肌とは一般的に、肌の水分が不足して、肌表面がカサついたり、粉を吹いている状態のことをいいます。

なんでこんなことになるかというと、肌が水分を保持できない状態になっているからです

保湿力とバリア機能

肌には水分を蓄える機能があり、トラブルのない肌は、角質細胞をうるおいで満たします。

うるおっている角質の表面はなめらかで、外的刺激をはね返す力を持っており、肌のバリア機能といわれるものです。

肌にバリアを張ることで、さまざまな刺激や異物の侵入を防ぎ、肌は健康な状態でいられます。

水分を保持する3大要素

肌のバリア機が正常に働くためには、3つの要素が大きな役割を果たします。

3大要素は、乾燥肌対策の大きなカギとなるので、知っていて損はありません。

1:皮脂膜

肌のもっとも外側にあるのが、皮脂膜です。

毛穴から排出される皮脂や、汗腺から排出される汗が混ざり合い、肌の表面に張られる膜をさします。

皮脂膜は、天然の保湿クリームのようなもの。

肌から水分が蒸発したり、表面の角質がはがれるのを防ぎ、肌表面をなめらかに保つのです。

また、皮脂膜を張ることで、外的刺激から肌を守りつつ、新陳代謝を正常にするサポートもします。

皮脂膜がバリア機能の役割をきちんとはたせると、肌は潤いを守った健康な状態でいられるのです。

2:NMF(天然保湿因子)

NMF(天然保湿因子)は、肌の表面にある角質細胞の中にあるもので、アミノ酸やミネラル、尿素などによって構成されています。

NMFは水分となじみがよく、水分を角質層に抱え込む機能があるのです。

空気中や、真皮内の水分を吸水してうるおいを保つため、肌の柔軟性や弾力性が保たれます。

NMFは、肌がターンオーバー(細胞の生まれ変わり)するタイミングで、細胞と一緒につくられます。

そのため、ターンオーバーが滞ると、NMFが生成されにくくなるので、水分を保ちにくくなるため、肌は乾燥しやすくなるのです。

3:細胞間脂質(セラミド)

細胞間脂質の主成分はセラミドで、油分と水分を含んでいます。

細胞間脂質は、その名前のとおり細胞の間をつなぐ脂質のこと。

細胞をレンガだとすると、レンガとレンガの隙間をセメントのように埋めているイメージです。

「脂質」という名前ですが、水となじみやすく、油分が水分をサンドイッチのように挟むことで、保湿します。

そのため、角質層がうるおい、肌のバリア機能がアップするのです。

細胞間脂質(セラミド)が減少すると、細胞と細胞の間に隙間ができてしまうため、水分や油分を保ちにくくなるので、肌が乾燥してしまいます。

これらの3大要素が、それぞれの役割を果たすことで、肌は刺激から守られ、潤いを保てます

逆に減少したり、機能が低下すると、肌は水分を保持できなくなり、その結果、角質の表面がはがれたり、カサついたりした乾燥肌になりやすいのです。

わたしは乾燥肌?まずは乾燥肌チェックから!

最初に、ご自身の肌が乾燥肌かをチェックをしてみましょう。

ひょっとして乾燥肌?肌チェック!
□ 肌がカサカサ、ゴワゴワする
□ 洗顔後に肌がつっぱる
□ 白い粉を吹いたり、皮がはがれることがある
□ メイクのノリが悪い
□ シワやひび割れができている

このチェック項目に、ひとつでもあてはまれば、乾燥肌の可能性があります。

次に、肌だけでなく、普段の行動もチェックしてみましょう。

普段の行動は?乾燥肌になりそうかなチェック!
□ 紫外線対策を夏場しかしない
□ 洗顔後になにもつけない、または化粧水しかつけない
□ 熱いお湯で洗顔している
□ ゴシゴシこすって洗顔している
□ 生活習慣が乱れている
□ 偏った食事が多い
□ 運動をしない

こちらも習慣づいている行動が1つでもあると、乾燥肌を招きやすいので注意が必要ですよ。

かゆみ、粉吹き・・・わたしの乾燥肌はどのタイプ?

乾燥肌といっても、みんな同じではありません。
大きく分けると、5つのタイプになります。

  • 一般的な乾燥肌(ドライスキン)
  • 乾燥性敏感肌
  • 脂性乾燥肌(インナードライ)
  • 加齢性乾燥肌
  • アトピー性皮膚炎による乾燥肌

これだけ見ても「わたしはどれだろう」と悩ましくなりそうなので、それぞれ、どんな特徴があるのかを、確認していきましょう。

一般的な乾燥肌(ドライスキン)

肌がカサカサしたり、洗顔後につっぱる、白い粉を吹くなどの症状がある場合を、一般的に乾燥肌と呼んでいます。

肌のバリア機能が低下している状態です。

皮脂膜が薄くなったり、角質内の水分が少なくなっているので、かゆみなども感じやすくなっています。

乾燥性敏感肌

肌のバリア機能の低下が進み、少しの刺激でも、敏感に肌が反応する状態です。
外からの刺激に弱くなってしまうので、化粧水がしみたり、髪や衣服でかゆくなったりするといった症状がでます。

脂性乾燥肌(インナードライ)

Tゾーンがテカったりすることで、「脂っぽい」と感じてしまいがちですが、肌の内側が乾燥している状態です。

インナードライとも呼ばれており、肌のバリア機能の低下が原因といわれています。

肌が乾燥すると、肌は自らを守ろうとして、大量の皮脂を分泌するので、脂っぽくなるのです。

そのため、肌内部の水分は少ないのに、表面は脂っぽいという現象が起きてしまうのです。

アトピー性皮膚炎による乾燥肌

アトピー性皮膚炎は、これといった原因は解明されていません。

しかし、バリア機能が低下した状態のため、本来ならカラダに入ってほしくないものが、入りやすくなっています。

そのときの刺激が「なにかが体に入ってきた!」と免疫細胞が反応することで、炎症がおこるのです。

バリア機能が低下すると、かゆみを感じる神経が肌の表面まで伸びてくるため、ちょっとの刺激でかゆくなります。

しかし、かきむしってしまうことで、さらに炎症や湿疹がひどくなり、バリア機能をますます低下させ、乾燥をひどくする悪循環におちいってしまうのです。

加齢性乾燥肌

加齢とともに、肌の潤いを守る成分が減少する状態です。

肌の潤いを守る成分は、バリア機能のほかにも、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどがあります。

バリア機能は、肌の表面だったのに対して、これらは肌の奥にある真皮層にある物質です。

肌の弾力性、ハリや潤いを保ため、足りなくなると、肌がゴワついたり、しわやたるみの原因につながります。

老化の原因になる活性酸素によって、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを作る線維芽細胞が弱るため、30代から急激に減少するといわれているのです。

コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンが足りなくなると、真皮層の水分を保てなくなるので、乾燥しがちになり、シワたるみなどができ肌が老化していきます。

バリア機能を低下させる主な原因は?

乾燥肌は、肌のバリア機能が低下して、水分を保てないためおこります。

では、バリア機能を低下させてしまう原因に、どのようなものがあるのかをみていきましょう。

紫外線によるダメージ

紫外線は、日焼けするだけではありません。

紫外線はちょっとだけだとしても、毎日浴び続けると、肌にダメージを与えます。

そこで、肌は角質層を分厚くすることで、紫外線の侵入を防ごうとします。

すると、肌の表面は余計な角質が溜まったままになるので、ターンオーバーがうまくいかず、ゴワゴワの乾燥肌になっていくのです。

こうなると、肌の水分は少なくなるため、肌のバリア機能は低下して悪循環がおこります。

空気(外気)の乾燥

空気の乾燥で、肌への影響を感じる方は多いのではないでしょうか。

水分は乾燥しているほうに逃げていくため、周りの空気の湿度が低いと、肌の水分は外へと逃げてしまうからです。

濡れたスポンジに、乾いたタオルをあてたら、スポンジの水分は少なくなりますよね。
同じことが、肌の上でおこっているのです。

冬場の乾燥した空気だけでなく、夏のエアコンやヒーターなどの空調も、肌の水分を蒸発させます。

エアコンの効いた場所に長時間いたりすると、肌が乾燥しやすくなるのはそのせいです。

そのため、同じお手入れをしていても、空気が乾燥している場合は、肌がカサついたり粉を吹いたりします。

間違ったスキンケア

乾燥肌のもっとも多い原因は、スキンケアです。

実は、よかれと思ってやっている間違ったスキンケアで、皮膚のバリア機能を低下させているケースがあります。

普段のお手入れが、あてはまっていないか、チェックしていきましょう。

こすりすぎ・力の入れすぎ

洗顔やスキンケアの際に、つい力を入れてしまうことがあります。

こすったり力を入れることで、摩擦がおこり、肌の表面が傷つくので、ひどいときは、角質がはがれてしまいます。

傷ついた肌は、バリア機能をうまく作用できません。

何度も洗顔する

汚れや老廃物をしっかり落とそうと、何度も洗顔するのも、バリア機能を低下させる原因のひとつです。

過剰な洗顔は、汚れだけでなく、皮脂や細胞間脂質、天然保湿因子なども一緒に洗い流してしまうからです。

洗浄力が強い洗顔料にも要注意

洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料も、肌の負担になります。

洗浄力を強くするために、合成界面活性剤などの、肌に刺激の強い成分が含まれているからです。

刺激は肌に負担をかけ、回復力やバリア機能を弱めてしまう大きな原因になります。

また、洗浄力が強いと、皮脂や細胞間脂質なども一緒に洗い流してしまうため、乾燥を促すことにもつながります。

生活習慣の乱れ

外的刺激のほかにも、体の中から受ける影響が、バリア機能を低下させる原因になります。

とくに注意したいのが、生活習慣です。

普段何気なく行っていることが、体のリズムを狂わせ、バリア機能を低下させているかもしれません。

運動・睡眠不足

運動不足は、血行が悪くなり、余分な老廃物を排出できないため、新陳代謝を悪くします。

血行が悪くなると、栄養や水分を肌の細胞に届けられないため、正常な働きができなくなるのです。

また睡眠不足も、ターンオーバーに関係してきます。

睡眠中に成長ホルモンが分泌されると、肌が生まれ変わるターンオーバーも行われるのです。
このときに、細胞と一緒に保湿成分もできます。

しかし、睡眠不足になるとターンオーバーが正常に行われず、保湿成分が足りなくなるため、肌が乾燥しやすくなるのです。

食べ物

バランスの悪い食事を続けていると、細胞に必要な栄養が行き渡りません。

そのため、肌だけでなくわたしたちの体と食べ物は、密接な関係にあると考えてよいでしょう。

必要な栄養が十分ではないと、肌だけでなく内臓にも悪影響があります。

バランスのよい食事をとって、健康な肌を作るサポートをする必要があります。

加齢

加齢によって、ターンオーバーの期間が長くなり、若いころのように細胞が生まれ変わりません。

また、年齢を重ねることで女性ホルモンが少なくなり、更年期を迎えます。

女性ホルモンは、肌の潤いと関わりの深いため、少なくなるとコラーゲンが減ってしまうのです。

ターンオーバーが遅くなり、女性ホルモンの影響もあるため、肌のバリア機能は低下しやすく、乾燥しやすい状況になっていきます。

乾燥肌の予防と対策法


さまざまな原因が積み重なることで、肌はだんだんとバリア機能が低下し、乾燥肌になっていきます。

ここからは、乾燥肌を悪化させないで、改善していくためのケア方法をみていきましょう。

予防と対策その1・正しい洗顔

まずは手を洗い、しっかり洗顔料を泡立てます。

泡を肌に転がすように、洗ったあとは、手にぬるま湯をとってすすぎましょう。

タオルは、顔にそっと押し当てる程度で、ゴシゴシこするのはNGです。

乾燥肌のクレンジングや洗顔料はどうすればいい?

クレンジングや洗顔料は、なるべく低刺激のものを選びましょう。

とくに洗浄力が強いものは、顔全体に使わず、アイメイクやリップなどのポイントメイクだけに使用することをオススメします。

アルコール、パラペンなどの化学合成成分が配合されているものは、なるべく避けることがポイントです。

クレンジングも、洗顔も「こすらないこと」に注意しましょう。

予防と対策その2・スキンケアでしっかり保湿

洗顔後や入浴後は、肌に付いた水分が蒸発するため、肌内部の水分も一緒に蒸発してしまいます。

すぐに保湿をしましょう。

乾燥肌向けの化粧水

まずは、化粧水から使います。

化粧水を両手にとって、手のひらで少し温め、肌全体にそっとなじませます。

顔を手で包むように、ハンドプレスを行うとよいでしょう。

化粧水を選ぶポイントは、配合されている成分です。

なるべく低刺激で、保湿成分が多いものをオススメします。

乾燥肌向けの保湿クリーム

化粧水で水分を補うだけでは、次第に蒸発してしまいます。

乳液や保湿クリームなどで、油分も補い、肌を保護しましょう。

適量を両手にとって、手のひらで温めてから、顔に伸ばします。

保湿クリームも、刺激が少ないもので、保湿力の高いセラミドが配合されているものがおすすめです。

スキンケアのデメリット

肌に充分な保湿成分や美容成分を与えられるのが、化粧水やクリームなどのメリットです。

その反面、過度のスキンケアにはデメリットもあります。

肌には本来、自分を守る自己防衛作用があります。

自ら皮脂分泌を調節したり、角質を厚くしたりするのも、外的刺激から身を守るための危機管理をしているのです。

しかし過度のスキンケアは、肌の危機管理力を鈍らせ、肌が自らをコントロールする力を失わせます。

栄養を与えることばかりに、気をとられてはいけません。

基本はあくまでも肌が持つ機能が正常に作用するよう、促すケアが大切なのです

予防と対策その3・生活習慣の改善

運動や睡眠を見直して、体の代謝を上げましょう。

適度な運動は、血行をよくし、基礎代謝を高めます。

運動は、激しいものよりも、少しずつでも続けられることの方が大切です。

階段昇り降りやお散歩など、なるべく歩くことを心がけたり、ストレッチで体全体を動かすなど、軽いものから始めてみましょう。

睡眠に関しては、たっぷりとって、ぐっすり眠れることが理想ですが、忙しい現代社会では、なかなかそうはいきません。

そこで、短くても質のよい睡眠をとることが重要です。

肌に必要な成長ホルモンは、就寝3時間前後から活発に分泌されると言われます。

そのため、就寝3時間後には、深い眠りにつけるよう工夫しましょう。

脳や体が活発化していると、なかなか眠りに落ちることができません。
就寝1時間前には食事や入浴はすませておく、パソコンやスマホの使用を控えるなどして、心や体をリラックスさせることを心がけましょう。

予防と対策その4・食べ物から体質改善

食事は、いろいろな栄養素をバランスよくとるのが理想です。

必要な栄養素が行き渡ることで、体調がよくなり、肌や体を健やかに保てます。

とくに、乾燥対策に効果的な栄養素を意識してとると、乾燥肌は改善に近づくでしょう。

肌や体を作るタンパク質や、新陳代謝を活発化させるビタミン類などは、ぜひとりたい栄養素ですね。

コラーゲンやセラミドなど、保湿成分の生成を助ける食べ物もおすすめです。

逆に、とりすぎるとよくない食べ物は、カフェインやお酒、添加物や脂質、糖質の多い食べ物です。

分解される際に肝臓に負担をかけたり、水分保持に必要な栄養素を破壊して、乾燥を招く原因になります。

乾燥対策に必要な栄養素は、普段私たちが食べている食品に含まれています。

どの栄養素も過剰摂取は避け、なるべく多くの種類をとるよう心がけてみてください。

予防と対策その5・皮膚科を受診

毎日のケアで乾燥肌を改善できるのがベストですが、ひどい乾燥肌になると、セルフケアだけではなかなか治ってくれません。

また、炎症や湿疹がある場合、安易な自己判断がかえって悪化させるケースもあります。

「おかしいな」と感じたら、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。

皮膚科では、主に保湿剤や、ビタミン剤などを処方してくれます。

かゆみや炎症がひどい場合には、かゆみを抑える塗り薬、抗炎症剤などが出されます。

まずは、乾燥肌の悪化を食い止めることが先決です。

病院は医師から直接、乾燥肌改善のアドバイスを受けられるので、我慢せずに相談をしてください。

乾燥肌は改善できる!


乾燥肌対策は、まずは原因をしっかり理解することが大切です。

その上で、自分のスキンケアや、生活習慣の見直しを行っていくと、原因を解決していくことができます。

肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーは、1か月以上かかるので、すぐに効果はでません。

しかし、ひとつひとつコツコツと続けることで、肌は徐々に自己回復力を取り戻し、乾燥肌の改善につながります。

諦めないで、潤い肌を手にいれましょう。

※本記事の情報は掲載当時の情報となります。
※本記事でいうエイジングケアは、年齢に応じた化粧品のケアのことです。
※本記事の口コミは個人の感想です。効果・効能を示すものではありません。

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