つらい花粉症に効果的・悪化する食べ物まとめ

年々、花粉症に悩む人の数や、病院を受診する患者数が増えているようです。

目のかゆみや鼻水などの症状に悩まされる花粉症は、食べ物での対策もできます

今回は花粉症に効果的な食べ物と悪化する食べ物を、その理由とともに紹介します。

いろんな薬を使ってみたけどなかなか良くならないという方や、薬だけに頼りたくないという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

花粉症に効く食べ物

花粉症によるアレルギー患者が増えていることもあり、花粉症の研究も多く行われています。

ここでは花粉症に効くと言われている食べ物を、その理由と一緒に紹介します。

花粉症の原因が何の植物かによっては、逆に症状を悪化させてしまうものもあるようです。

後で紹介する「花粉症を悪化させる食べ物」で、その理由も詳しくお届けしますので、一緒にチェックしてみてください。

レンコン

レンコンには、抗アレルギー物質であるポリフェノールが含まれています。

レンコンに含まれるポリフェノールはタンニンという成分で、緑茶やコーヒーなどにも含まれています。

また、食物繊維も豊富に含まれているため、免疫細胞が多く集まっている腸内環境も整えることが期待できます。

参照:栄養豆知識(第61回)花粉症対策の食べ物はコレ!

トマト


トマトにも、抗アレルギー物質であるポリフェノールが含まれています。

トマトに含まれるポリフェノールは、ナリンゲニンカルコンです。

トマトの果皮に含まれる成分なので、皮も一緒に食べるようにしましょう。

花粉症の方は、生のまま食べるとアレルギーを起こすことがあるため、煮込みなどの加熱調理をオススメします。

ケチャップや、トマトジュースなどを使うと手軽にトマトの栄養を取れますが、皮を使っていないことが多く、ナリンゲニンカルコンの摂取は期待できません。

しかし、トマトの果肉にも含まれるリコピンは摂取することができます。

カルテノイドの一種であるリコピンを継続して摂取すると、鼻づまりやくしゃみなどの花粉症による症状を軽減できるそうです。

花粉症の症状に対するアレルギー予防のためにも、花粉症のシーズンに入る前から、トマトジュースなら1本程度の量を毎日摂ってみましょう。

参照:トマトジュースおよびリコピン含有カプセルの継続摂取が花粉症の自覚症状を改善させることを臨床試験で確認ーカゴメ、国際医療福祉大学の共同研究ー(カゴメ)

ブロッコリー

ブロッコリーに含まれるα—リノレン酸は、アレルギーの症状を抑えるのに効果的です。

花粉症対策に関係のある、免疫力の向上やストレス対策にも役立つビタミンCも多く含まれています。

ビタミンCは熱に弱いため、なるべく短い時間で調理しましょう。

茎の部分にも栄養が多く含まれているので、蕾の部分だけでなく、なるべく茎も食べるようにするとよいでしょう。

参照:すずらん“食”通信NO.100(すずらん薬局グループ)

りんご

りんごに含まれるペクチンは、リンゴペクチンまたはアップルペクチンと呼べれ、アレルギー症状を予防する働きがあるそうです。

体内に入ったアレルゲンと戦うためにヒスタミンという物質を作ります。

そのヒスタミンがアレルギー症状を引き起こすのですが、リンゴペクチンにはヒスタミンの血中濃度を下げることが分かっています。

参照:リンゴ摂取によりアレルギー生疾患予防効果の解明(農業技術研究機構果樹研究所、さとうクリニック、江東微生物研究所)

バナナ

バナナには抗酸化作用のあるポリフェノールや免疫力の調整を行うオイゲノールなど、アレルギーに対して効果的な成分が含まれています。

筑波大学がスギによる花粉症の方を対象にした実験を行い、1日に2本のバナナを食べることで、くしゃみの症状が押さえられるという結果が出ました。

花粉症はIgE抗体が関係しているアレルギーで、症状が出るまでの時間が短い即時型アレルギーです。

筑波大学の研究はスギだけを対象にしていますが、IgE抗体を抑える可能性が考えられているので、他の花粉で起こる症状にも効果が期待できそうです。

参照:【研究成果発表会(記者説明会)のこ案内】バナナを食へると花粉症か改善される~ハナナ摂食によるスキ花粉症の予防効果に関する臨床試験を実施~(筑波大学)

納豆

納豆には粘膜の修復作用があるセレン、たんぱく質、亜鉛が含まれており、これらはアレルギー緩和にも役立ちます。

また、にがりが使われているものが多くありますが、このにがりも花粉症の症状を和らげるそうです。

また、発酵食品である納豆には、腸内環境を整える乳酸菌も含まれています。

花粉症は腸内細菌の変化も関係すると考えられているため、納豆だけでなくヨーグルトや味噌、米麹を使った甘酒などの発酵食品を摂るのもよいでしょう。

参照:栄養豆知識(第61回)花粉症対策の食べ物はコレ!(新渡戸記念中野総合病院・栄養科)

甜茶

日本でも花粉症に効果的だとしてテレビや口コミでも広がった甜茶ですが、もともとは中国でお茶として使われてきたものです。

鼻水やくしゃみといった鼻のアレルギー症状を始め、のどや目の症状にも改善傾向が見られたという研究結果が出ています。

お茶だけでなく、飴などの加工食品も発売されているので、毎日の生活に取り入れやすいでしょう。

ただし、甜茶として使われる木の葉は1種類ではなく、アカネ科やブナ科などさまざまな植物が使われているため、すべての甜茶に効果があるとは言い切れません。

厚生労働省でも民間療法について情報を発信していますが、植物の産地などによっても成分が違うことを指摘しています。

参照:甜茶の抗アレルギー作用(サントリー株式会社藤居亙)

花粉症を悪化させる食べ物

花粉症をはじめとしたアレルギー症状が悪化したり、アレルギー自体がおきやすくなる食べ物があります。

トランス脂肪酸を含む食べ物

トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングなどに含まれているため、それらを使って作られているパンや菓子、揚げ物にも含まれことも覚えておきましょう。

牛や羊の体内でもトランス脂肪酸が作られるため、牛肉や羊肉はもちろん牛乳をはじめとした乳製品にもトランス脂肪酸が含まれています。

トランス脂肪酸を取りすぎるとアレルギーが起きやすくなると言われており、農林水産省でもトランス脂肪酸の摂取量が1日に必要なカロリーの1%未満になるように勧めています。

参照:すぐにわかるトランス脂肪酸(農林水産省)

ヒスタミンを多く含む食べ物

体内のヒスタミン量が増えることでアレルギー症状が出ます。

花粉症の症状が現れる時には、すでに体内のヒスタミン量が増えているため、ヒスタミンが多く含まれる食べ物を摂ると症状が悪化することがあるようです。

以下の食べ物にはヒスタミンが多く含まれています。

  • 生のトマト
  • ほうれん草
  • サトイモ
  • マグロ
  • サバ
  • カニ
  • サラミ
  • ビール
  • ワイン
  • 卵白
  • など

原因はスギだけじゃない!花粉症って何?

花粉症は、アレルギー疾患のひとつです。

花粉が粘膜につくことで、アレルギー反応が起こります。

その原因となる植物で有名なものはスギですが、他の植物でも花粉症が起こります。

冬と春に花粉の飛散量が増える植物

花粉症の原因となる花粉の飛散量が、冬と春に増えるのは以下の植物などです。

  • スギ
  • ハンノキ
  • ヒノキ
  • シラカンバ
  • イネ
  • カバノキ
  • ネズ
  • コナラ
  • クリ
  • イチョウ
  • ケヤキ
  • マツ
  • オリーブ

夏から秋に花粉の飛散量が増える植物

花粉症の原因となる花粉の飛散量が、夏と秋に増える植物は、以下のようなものがあります。

  • イネ
  • ブタクサ
  • ヨモギ
  • カナムグラ
  • イネ

自分の花粉症の原因を知るには

花粉症の症状が起きる季節で、なんとなくどの植物でアレルギー症状が起きているかわかるかもしれませんが、特定はできません。

花粉症の原因となる植物を特定するためには、病院で血液検査や皮膚テスト、鼻の粘膜テストなどの検査を受けることが必要です。

どの植物でアレルギー反応が起きているかを特定することで、病院での治療も的を絞りやすくなります。

また、特定の植物でアレルギー反応が出る場合には、同じアレルギー物質をもつ食べ物でもアレルギー反応が起こる場合があります。

花粉症だけでなく自分の食物アレルギーを知るためにも、花粉症の方は1度検査をしてみるといいでしょう。

花粉症は何科を受診すればいいの?

近年、花粉症をはじめとするアレルギー診療を求める人が増えているため、アレルギー科のある病院も増えてきました。

しかし、内科や外科のように数があるわけではありません。

通いやすい場所にアレルギー科がある場合はアレルギー科へ、他にも耳鼻咽頭科や眼科、内科、皮膚科でも診てもらえます。

なぜ花粉症になるの?

人間の体は自分の体にとって悪いものが入ってくると、免疫機能が働き排除しようとします。

アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと呼びますが、花粉症の場合は花粉がアレルゲンです。

体が花粉をアレルゲンだと認識すると、花粉と戦うIgE抗体(アイジーイー抗体)というタンパク質を作り出します。

IgE抗体ができた体にアレルゲン物質が入り結合すると、肥満細胞からヒスタミンをはじめとした化学物質が分泌し、アレルゲン物質を排除しようとします。

花粉症の場合は、アレルゲン物質である花粉を体の外に出そうとして、鼻水や涙、くしゃみなどの症状が現れるのです。

鼻づまりが起こる場合は、花粉が体内に入らないようにするためだと言われています。

参照:的確な花粉症の治療のために(大久保公裕)

なぜ食べ物で花粉症対策をするといいの?

花粉症に悩まされている方は、病院の処方薬や市販薬を使っていることが多いのではないでしょうか。

花粉症には多くの場合、抗ヒスタミン薬というアレルギー症状を抑える薬が使われます。

しかし眠気などの副作用が起きる可能性があり、運転をされるかはもちろん、仕事や学校がある時に使うのは難しく感じる方がいます。

最近は副作用の少ない薬も作られていますが、即効性をはじめとした効果が低く感じられるようです。

食べ物での花粉症対策は、薬のように即効性があるわけではありませんが、薬のような副作用は起こりません。

普段の食事に使う食品を変える、またはプラスするだけなので安全性も高く、体質改善も期待できます。

花粉症のアレルギー対策を病院での治療をしながら行えるのも、食べ物を利用することの魅力と言えます。

参照:抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬(行徳創業病院小児科佐藤俊彦)

花粉症になるとダメになる食べ物がある!?

野菜や果物の中には、花粉と似たアレルゲンをもつものがあります。

そのため、本来は花粉のみに反応するはずが、他の野菜や果物にもアレルギー症状を起こしてしまうことがあります。

このような現象を交差反応と呼びます。

交差反応で起こる口腔アレルギー症候群

花粉症の原因となる植物によって、交差反応がおこる交差抗原性のある野菜や果物も違います。

口腔アレルギーは、アレルギーを起こすと口の中や喉にかゆみや湿疹などの症状が現れます。

ひどくなると、命に関わるような呼吸困難やアナフィラキシーショックなどの危険があるため、注意が必要です。

特定の果物を食べて口の中に違和感がある方は、花粉症と果物アレルギー、野菜アレルギーを含めて検査することをお勧めします。

では、アレルギー原因の植物ごとに交差抗原性のある野菜と果物を見ていきましょう。

カバノキ科/シラカンバ・ハンノキ・オオバヤシャブシ

バラ科・セリ科・マタタビ科・ナス科・ウルシ科・マメ科のものなどに反応しやすいです。

バラ科 リンゴ、さくらんぼ、桃、あんず
セリ科 セロリ、ニンジン
マタタビ科 キウイ
ナス科 ジャガイモ
ウルシ科 マンゴー
マメ科 大豆、ピーナッツ

ヒノキ科/スギ

ナス科のものなどに反応しやすいです。

ナス科 トマト

イネ科

ウリ科・ナス科・マタタビ科・みかん科・マメ科などに反応しやすいです。

ウリ科 メロン、スイカ
ナス科 トマト、ジャガイモ
マタタビ科 キウイ
ミカン科 オレンジ
マメ科 ピーナッツ

キク科/ヨモギ

セリ科・ウルシ科などに反応しやすいです。

セリ科 セロリ、ニンジン
ウルシ科 マンゴー

キク科/ブタクサ

ウリ科、バショウ科などに反応しやすいです。

ウリ科 メロン、スイカ、ズッキーニ、キュウリ
バショウ科 バナナ

参照:食物アレルギー診療ガイドライン2016ダイジェスト版 (日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会)

花粉症の原因植物を知って毎日の食事でも対策しよう

花粉症といっても、花粉にはいろいろな種類があります。

花粉の種類によっては、交差反応で食物アレルギーを起こすことがあるため、まずは医療機関で花粉症の検査を行いましょう。

アナフィラキシーショックをおこすような可能性があるような花粉に反応している場合は、医師と相談しながら、食べてはいけない食品をチェックしていきましょう。

食べ物での花粉対策は、医療機関で行うアレルギー治療のように即効性はありません。

しかし多くの場合はアレルギー治療と同時に行えるので、体質改善の意味を含めて、毎日の食事メニューに取り入れるとよいでしょう。

花粉症の研究は常にさまざまな機関で行われています。

最新研究の結果や情報を医療機関などでも取り入れながら、花粉症で起こるツライ症状の改善を目指しましょう。

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※本記事の情報は掲載当時の情報となります。
※本記事の口コミは個人の感想です。効果・効能を示すものではありません。

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