こんにちは!
今年のクリスマスはコフレよりもホリデーコスメをちょこちょこ追いかけ、この時期らしい華やかなメイクを楽しんでいます。
普段よりキラキラと輝くラメを目元にのせたり、パール感のあるハイライトやパウダーをまとったり…
毎日、少しの変化をつけられるのもコスメの醍醐味ですよね♩
大のアイシャドウ好きな私。
一番魅力に感じているのは、ツールによって発色を変えられることです。
コスメカウンターのテスターを手に出してみて、「ちょっと濃いかな…」とか「予想と違う発色だな、見送ろう」と思った経験はおありでしょうか?
ブラシやチップ、指などツールはいくつかありますが、中でも一番強い発色を出せるのが “指” です。
のせる範囲や、したいメイクによってツールを使い分けることで、1つのアイシャドウにも無限大の可能性が広がります。
今回は、私がほぼ毎日のように使っているお気に入りアイシャドウブラシをご紹介。
指やチップでは表現出来ないニュアンスが出せますし、何よりアイメイクが格段に楽しくなること間違いなしです!
ブラシをはじめて買う方だけでなく、今の手持ちで満足していない方もぜひご参考にしてくださいね。
まずは毛質の違いを知ることから
ブランドによって使われる種類はさまざま。
天然毛と人工毛、どちらを選ぶかはお好みでよいかと思います。
大切なのは目的に合った色出しが出来るかや、肌に負担をかけないか。
最近は人工毛でも優秀なものはありますが、天然ならではの毛先の繊細さや筆のやわらかさが好きで、私は長らく天然毛派です。
天然毛の中でも代表的と言えるのは馬やリス、ヤギなどが挙げられます。
一番コシが強く発色もいいのが馬。
色をしっかりのせたい時に選びたい毛です。
広い範囲にのせられる大きめのものから、下まぶたなどピンポイントでのせられる細身のものを揃えると便利です。
もう1つあるといいのはリスやヤギ。
繊細でやわらかく、ふんわりと色をのせられます。
アイホールにベースカラーを入れる時や、メインカラーのぼかしにも使えます。
おすすめアイシャドウブラシ5選
コスメブランドから出ているものやプチプラで良質なものもいいですが、私は筆作りの歴史を感じるブランドに惹かれます。
愛用しているのは白鳳堂と仿古堂。
どちらも広島・熊野の筆です。

- 白鳳堂 B533 アイシャドウ 尖り/1,620円(税込)
馬毛。
土筆のような形で、コシのあるタイプ。
目尻や目のキワ、下まぶたにしっかり色を入れたい時に大活躍します。
アイラインのぼかしにもオススメです。 - 白鳳堂 B021 アイシャドウ 丸平/2,808円(税込)
灰リス毛。
幅広で毛量が多めなので、粉含みもよく広範囲を一気に塗りたい時にぴったりです。
主にまぶたを明るくするライティングカラーに使います。 - 白鳳堂 B5507 アイシャドウ 丸平/1,620円(税込)
こちらも馬毛でコシのあるタイプ。
程よいボリュームで、アイホールや二重幅にメインとなる色をのせたい時にオススメです。
少し縦にして使うと細めにも入れられて便利。 - 白鳳堂 B127 アイシャドウ 丸平/2,520円(税込)
カナダリス毛。
平たくしなやかで、とてもやわらかい色が出る筆。
ふんわり発色させたい時にアイホールへ使います。
公式サイトでは見つからなかったので、廃盤になってしまったかもしれません。
似たようなデザイン、毛質のものを探してみていただければと思います。 - 仿古堂 アイシャドーブラシ 平 P-S4/1,512円(税込)
こちらも馬毛ですが、毛足が長いためか適度なやわらかさが特長。
発色もさせたいけれど、まぶたに色をしっかり溶け込ませたい時によく使います。
滑らかで肌当たりがよく、1つあると重宝する万能ブラシです。
この5本をワンセットにし、毎朝手に取りやすいところに保管しています。
お手入れアイテムの例
ちなみに日々の基本的なお手入れは、毛へのダメージを考えて、タオルで色が出なくなるまで拭うのみ。
洗浄も物によってはよいのですが、ブランドの推奨するケア方法に従うのをオススメします。

白鳳堂は水洗いより、使う度に都度タオルやティッシュで拭うことを推奨しています。
同ブランドの専用タオルは繊維や素材にもこだわって作られ、手を汚さずにブラシを清潔に保つことができるんです。

どうしても汚れが気になる時はブラシクリーナーを使うことも。
ティッシュに吹きつけてブラシを数回撫でるだけで汚れが落ち、清潔に維持することが出来るありがたいアイテムです。
発色の違いを比較
ここではアディクションのアイシャドウを例に、色の出方を比べてみたいと思います。

くすみトーンのピンクがオシャレなこちらのカラー。
つけ方によって、淡い雰囲気からメタリックな仕上がりまで自由自在に楽しめます。

指でつけると面で光るようなツヤが出ますが、やわらかい毛のブラシ④だとヴェールをかけたような薄付きの仕上がりになります。
①は馬、④はリスなので、違いもわかりやすいかと思います。
どこの部分にどれくらい発色させたいかによって、ツールを使い分けられるといいですね。
お気に入りのブラシでメイクを楽しもう!
ブラシの特徴や違いをご紹介しましたが、気になる一本は見つかりましたでしょうか?
プチプラや海外のブラシなど含め、口コミでも色々なものが話題になっています。
私はご覧の通り熊野筆への愛が強いので、今後もそのこだわりはおそらく変わりません。
今持っているものを長く使いながら、よりよいブラシを探していきたいと思っています。
お手入れのしやすさで人工毛を選ぶのもありですし、いろいろ試してみて自分だけの一軍ブラシを揃えていけるのがいいかなと思います。
必ずしも数を増やす必要はありません。
「自分のアイメイクに欠かせない!」と思えるものを、手元に置いておけるのが理想的ですね。
◆関連記事
※本記事はライターの感想を元にしており、効果・効能を示すものではありません。