鼻の白いプツプツとした「角栓の詰まり」…色んな角栓ケアをしてもキレイにならない!と困っている方もいるのでは?
しかし、そんな毛穴の汚れが綿棒でキレイになったら…?
この記事ではTwitterで1万RTを記録して話題になった「綿棒を使った角栓ケア」について詳しくご紹介します。
なぜ綿棒で角栓が取れるのか?
綿棒で角栓をとるやり方は?
といった基本的な情報のほか、
「本当に綿棒で毛穴がスッキリするの?」
「メリットとデメリットは?」
など、徹底的に調査しました。
やり方を知りたい方はもちろん、落ちなかったときの対処法までご紹介します。

話題の綿棒マッサージ。効果がある人ももちろんいるのですが、正しいやり方じゃないとお肌へダメージを与えるNGケアになってしまいます。
やり方やメリット・デメリットはしっかり理解したうえで、正しい方法でケアしましょう♪
綿棒マッサージのメリットとデメリット

ちまたでの評判が上々で、いっけん、メリットしかなさそうな綿棒マッサージ。
とはいえ向いている人・向いていない人がいるように、次のようなメリットデメリットがあります。
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【メリット】
- パックなどに比べると比較的お肌に優しい
- 頑固な毛穴汚れも落ちやすい
- 家にあるものでできるのでコスパがイイ!
- 擦るのでお肌のダメージはある
- 一時的にキレイになるけど元に戻ってしまうので、根本的にキレイにならない
【デメリット】
それぞれ詳しく見てみましょう!
3つのメリット
まず、綿棒で角栓をとるこのケア方法のメリットは主に3つあります。
1:パックなどに比べると比較的お肌に優しい
ピンセット、コメドプッシャー、指、鼻パックで角栓を取ろうとしている方は、ちょっと待った!
これらは、毛穴の周りの皮膚に余計な負担がかかりやすく、刺激になります。
色素沈着や肌トラブルの元になることが多く、とても危険です。
綿棒での角栓ケアは、綿棒がオイルを含むことで、皮膚へのすべりもよくなります。
また、角栓ケアによいオイルを同時に使うことで、より角栓を取りやすい状態にします。
肌にやさしいのが最大の特徴で、敏感肌で肌が傷みやすいという方にぜひおすすめしたい方法です。
2:頑固な角栓もとれる!
毛穴自体が小さく浅い角栓や、毛穴が大きく深くまで根を張っている角栓など、角栓にもいろいろ種類があります。
小さくて浅い角栓は比較的取りやすいのですが、やっかいなのは深く根を張っている角栓です。
毛穴の中で皮脂や古い角質が固くなってしまっていて、いつまでも取れないこともあります。
そんな固くなった角栓もオイルと反応することで、毛穴の外に出やすくなり、取れやすくなるのです。
3:ケア用品が低価格でそろえられる
使うものは綿棒とオイルだけなので、自宅で気軽に行えます。
使うオイルにもよりますが、比較的安価で揃えやすいのがポイントです。
ほかの角栓ケア方法と比べても、成分の安全性や肌に対する負担がすくなく、コスパの面でも魅力が高い毛穴ケア方法といえます。
2つのデメリット
綿棒マッサージのデメリットは主に2つです。
1:擦るのでお肌のダメージはある
比較的お肌に優しい、とメリットでは述べましたが、お肌をこするので多少なりともダメージはあります。
そのため、お肌の弱い方の場合は肌荒れしてしまう可能性もあり、実際にそのような口コミをみかけることもあります。
また、お肌への影響を考えて毎日のケアはできません。
3~7日に1回のスペシャルケアとして考えましょう。
2:一時的にキレイになるけど元に戻ってしまう
毛穴汚れを落とす効果が報告されている綿棒マッサージですが、「キレイにはなるけど続かない」という声があります。
汚れは確かに落ちるものの、汚れが溜まってしまう原因を解決しない限りは角栓はたまり続けるので、何度汚れをとっても繰り返し…となってしまうのです。
そのため、根本的に毛穴をキレイにしたいのならスキンケア方法そのものを見直す必要があります。

汚れが落ちやすい綿棒マッサージですが、こするのでお肌に影響はあります。
普通肌の人の場合心配は少ないですが、お肌が弱い人は綿棒マッサージではなく次に紹介するエマルジョンリムーバーを使ってケアしたほうがよいかもしれません。
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綿棒を鼻にこすりつけることで刺激になってしまう方は、お肌に吹き付けるだけでOKの商品がオススメです。
エマルジョンリムーバーは余分な皮脂を落としてくれるリムーバー。
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綿棒マッサージのやり方

綿棒で角質を取るタイミングは、洗顔後で問題ありません。
メイクオフした状態で蒸しタオルやスチーマーなどを使い、毛穴を十分に開いておくと、より効果を期待できます。
1:綿棒にたっぷりとオイルを染み込ませる
香料などが混ざってたりするオイルよりも、シンプルな成分のものがオススメです。
ベビーオイルやホホバオイルなどが人気です。
他にも、セラミドが配合されているオイルだと、お肌が柔らかくなります。
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2:やさしくマッサージ
綿棒を横に倒して、気になる角栓のところでクルクル回し、優しくなでるようにマッサージをします。
もし滑りが悪ければ、皮膚に直接オイルを塗ってもよいでしょう。
これだけで、だいたいの角栓はおもしろいほど取れます。
角栓の横を、優しく綿棒で押すようにしてもいいでしょう。
頑固でなかなか取れない角栓には、オイルを染み込ませた綿棒同士で角栓を挟み押し出すようにすると上手にとれます。
3:洗顔
たっぷりの泡で洗うことで、オイルは落ちやすくなります。
また、1度でオイルが落ちなかったら2度洗ってもかまいません。
オイルが顔に残ったままだと、肌のトラブルを招くことにもなりかねないので、しっかりとオイルを取って下さい。
4:最後に冷たい水で何度かすすぐ
冷たい水で洗うと、角栓が取れてクリアな状態の毛穴が、キュッと引き締まります。
5:保湿ケア
清潔なタオルで、ポンポンと余分な水分を取ります。
その後、収れん化粧水を使い、毛穴を引き締めてから、保湿化粧水や美容液などで保湿ケアをしてください。
なにもしないと、また汚れが溜まり、角栓が詰まりがちになってしまいます。
角栓ケアのポイントは、最後の保湿ケアが大切なのです!
どうして綿棒ケアで角栓がとれるの?

なぜ、そんなに毛穴汚れがとれるのでしょうか。
それは、毛穴に詰まっている皮脂や汚れがオイルに反応して、じんわりと毛穴の外に溶け出してくるためです。
皮脂のバランスに限りなく近い成分のオイルが、よりなじみやすい傾向にあります。
椿油・米ヌカオイル・オリーブオイルなどが人間の皮脂に近いといわれています。
このような植物性のオイルは、品質が安定しやすく、肌への負担になりにくいためです。
ほかにもいろいろな種類があるので、自分の肌質に合ったものをいろいろと試してみてもいいでしょう。
オイルは古い角質をはがしたり、毛穴を柔らかくする成分や、保湿成分を持っているものが多くあります。
そのため、肌に負担がかかりにくく、おもしろいほど角栓が取れるのです。
根本的に毛穴汚れをなくすならスキンケアの見直しを

綿棒マッサージで毛穴の角栓をキレイにする方法をご紹介してきました。
しかし、一時的にキレイになってもすぐに元通りになってしまうという声も…。
角栓をそもそも詰まらせないようにするためには、洗顔やスキンケアの見直しが必要です。
1.洗顔は優しく洗い、毛穴向けのもので汚れを落とす
洗顔はゴシゴシ洗いをすることでお肌に負担がかかるほか、強力な洗浄力のある洗顔料を使うと、乾燥により角栓の原因である皮脂が多く分泌されます。
なので、泡洗顔や保湿力の高い洗顔料を使いましょう。
また酵素洗顔など、毛穴用の洗顔料を使うことで、目立つ鼻の汚れをだんだんなくすことができます。
2.乾燥も毛穴汚れの原因に!保湿を意識したスキンケアを
角栓とりをしたあとは、しっかり保湿することが大切です。
保湿をサボると汚れがたまり、また黒ずみの原因となります。
保湿を心掛けることでお肌のコンディションも整うので、「ちょっと手抜きかも…」という人はもう一度見直してみましょう。
ここでは1本ですべてのケアが終わってしまうオールインワンゲルをご紹介します。
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毛穴汚れの4つの原因とは?

そもそも、毛穴が汚れる原因はどこにあるのでしょうか。
原因としては4つほど考えられます。
1.新陳代謝の低下
毎日肌を清潔に保っているつもりなのに、気づいたら毛穴に汚れが溜まっていることがあります。
これは古くなった角質が剥がれずに、毛穴に溜まっていることが原因です。
本来、肌は新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しながら約28日周期で生まれ変わり、古い角質は落ちていきます。
しかし、乾燥・紫外線等の肌への刺激、偏った食生活などの影響でそのリズムが崩れてしまうと、新陳代謝がスムーズにいかなくなります。
すると角質が剥がれずに毛穴に溜まっていってしまうのです。
新陳代謝が悪くなる原因としては、ストレスや生活習慣・食生活の乱れなどが挙げられます。
2.皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌量が過剰になると、余分な皮脂が毛穴に詰まって角栓という汚れの塊ができてしまいます。
温度や湿度や高い夏場に起こりやすく、また角栓は空気に触れると酸化して黒ずみにもなってしまうのです。
3.お肌の乾燥
とくにオイリー肌は毛穴に汚れが溜まりやすいのですが、逆に乾燥肌であることも毛穴に汚れが溜まる原因になります。
毛穴に詰まった汚れは、皮脂が分泌することで外に出されるのですが、皮脂分泌が減ると、毛穴の汚れを十分に押し出すことができなくなるのです。
とくに鼻の周りは乾燥しやすいため、そこに汚れが溜まりやすくなります。
冬は乾燥しがちであるため肌の乾燥対策に力を入れる方が多いのですが、夏場はエアコンの効いた室内にいることで、気づかないうちに肌が乾燥していることがあるため、注意が必要です。
冬はもちろん、夏でも化粧水や乳液などのスキンケアを徹底することをおすすめします。
▼毛穴に効く化粧水について詳しく知りたい方は関連記事もチェック!
4.メイク汚れ・外気の汚れなどが肌に残っている
クレンジングや洗顔が十分にできていないと、肌の表面に化粧が残ってしまい皮脂と混ざりあって毛穴の汚れに繋がります。
徹底しているつもりでも、クレンジング剤や洗顔料の量が不十分であったり、洗い方を間違えていると、汚れがどんどん溜まってしまうのです。
綿棒以外に鼻の毛穴汚れを落とす方法は?

綿棒マッサージによる毛穴ケアをご紹介してきましたが、他にはどのようなケアがあるのでしょう?
セルフケアと美容外科でできるケア、またケアする際のNGポイントをご紹介します。
セルフケア
エステに通わなくても、自分でできるケア方法をご紹介します。
洗顔料で落とす
一番お肌に優しくて根本的に毛穴問題が解決できるのが洗顔料でのケアです。
皮脂詰まりや角栓が気になる場合は、泥や酵素が配合されている洗顔料を選びましょう。
またヒアルロン酸やセラミドなど、保湿性のあるものを使えば、開き毛穴などのケアもできます。
泡で毛穴汚れをしっかりキャッチするのもポイントです。
また普段から毛穴汚れをためないよう、洗顔方法や基礎化粧品の見直しを行いましょう。
毛穴パック
手軽にできる毛穴パック。
ごっそりと角栓がとれるアイテムではありますが、使い方を間違えると毛穴が開きっぱなしになってしまいます。
- 月に1回
- お肌をあたためて毛穴を開く
- いつもより念入りに保湿ケアを行う
- シートではなくクレイパックの方が負担は少ない
毛穴パックをやるときにはこの4点を必ず意識しましょう。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
美容外科でできる毛穴治療
病院での専門的な治療によって、毛穴のケアをする方法もあります。
レーザー治療
汚れが溜まりに溜まった毛穴は、開きっぱなしの状態が続いてクレーターのようになっていることが多いのです。
黒ずみを長い間放置している場合は、毛穴自体が黒ずんでいることもあるでしょう。
この状態は自分でケアをしても、なかなか改善しないことが多いのです。
毛穴の汚れや古い角質を除去するレーザー治療は、皮膚科や美容外科クリニックなどで受けられます。
さまざまな種類のレーザー治療があり、専門の医師と相談しながらもっとも適切なレーザー治療で毛穴を綺麗にすることができるでしょう。
毛穴ケアに時間をかけたくないときに、一気に綺麗にする方法としてオススメです。
ケミカルピーリング
「はがす」という意味を持つピーリング。
そのなかでケミカルピーリングは酸性の成分で古い角質を落とします。
鼻は顔の中でも、古い角質が溜まりやすい部分であるため、定期的にピーリングをすることによって汚れや角質が溜まるのを防ぐことができます。
角質除去以外に、ニキビやニキビ跡にも効果的です。
ただしピーリングのやりすぎは新しい角質も剥がしてしまい、肌を痛める原因になるので、注意が必要です。
やってはいけないNG毛穴ケア
次にやってはいけない、NG毛穴ケア方法をご紹介します。
- 頻繁な毛穴パック
- スクラブ入りの洗顔料を使った角質ケア
- ピーリングのやりすぎ
これらは毛穴ケアとしてよく挙げられるものです。
しかしこれらの毛穴ケアは、使いすぎるといずれも肌の乾燥を進めてしまい、毛穴の黒ずみ対策としては、逆効果になってしまうことも。
毛穴がスッキリとする感覚は気持ちいいですが、根本的に解決をすることは難しいので控えましょう。
歯ブラシで鼻の毛穴をお掃除できる?
こちらは、海外から投稿されたYouTube動画で話題になった毛穴のセルフケア方法です。
お湯につけたタオルで毛穴を開き、少量の歯磨き粉とベーキングパウダーを鼻に塗り、極細の歯ブラシで毛穴を優しくマッサージするようにこすります。
歯ブラシが開いた毛穴の汚れをキャッチし、いとも簡単に毛穴のお掃除ができるのです。
身近にあるものでできる対処法ですが、強くこすったり頻繁にやってしまうと肌を痛めてしまいます。
また歯磨き粉には、化粧品には絶対に含まれない成分も配合されています。
毛穴汚れはなくなるかもしれませんがお肌への影響は悪いので、やらないほうがオススメです。
正しい方法でツルツル鼻をゲット!

余計な力をかけず綿棒とオイルがあれば、今すぐにでも実行できる角栓取り、個人差は多少ありますが、ゴッソリ角栓が取れるという感じが病みつきになります。
綿棒を使った鼻の毛穴ケアはすぐ試してみたいですね!
ただし肌にやさしいからといってやり過ぎは禁物です。
週に1~2回くらいを目安に行いましょう。
綿棒以外にも、毛穴のお掃除に最適な方法はいくつかあります。
方法によっては手をかけずに簡単に毛穴掃除ができる一方で、結構な金額を必要とするものもあります。
お財布としっかり相談しながら、自分に合った方法を試してみてください。
▼毛穴ケアにオススメの化粧品はコチラ!
※本記事の「毛穴の引き締め」とは、メイク効果により毛穴が目立たなくなることです。また、洗顔により毛穴の汚れを除去することを示します。
※本記事でいうエイジングケアは、年齢に応じた化粧品のケアのことです。
※本記事の口コミは個人の感想です。効果・効能を示すものではありません。